「旅費をつくる」と決めてから、次に知っておくべきことは、「イギリスへ行くには、実際にいくら必要なのか。」ということです。
20年前、27歳のときの旅は、貯めていたお金で「なんとかなる」と思って出発し、実際になんとかなりました。けれど、今の私は、「生活費には一切手をつけない」と決めたので、まずは現実を知らなければなりません。
まずは、航空券やホテル代、そして20年前には意識もしなかった保険や通信環境など、今のイギリスへ行くために必要な費用について調べました。
航空券の値段に驚いた

一番最初に調べたのは、旅の最大の出費となる航空券です。
20年前に旅をした頃と比べて、物価も為替も、そして燃料代も大きく変わっています。「高くなっているだろうな」とは予感はありましたが、実際の金額は知りませんでした。
調べてみると、日本からロンドンまでの往復航空券は、旅行する時期や利用する航空会社によって大きく変わることが分かりました。
私が調べた時点では、オフシーズンであれば、およそ13万〜16万円。夏休みや年末年始などの繁忙期になると、22万〜42万円になることもあります。
さらに、航空会社によっても価格には大きな差がありました。
中国東方航空などの乗り継ぎ便は比較的費用を抑えやすく、キャセイパシフィック航空やカタール航空なども候補になります。
一方で、JALやANAなどの日系航空会社は、料金は高めになる傾向がありました。
「航空券だけでもこんなに高いんだ。」というのが正直な気持ちです。
円安や物価の変化を具体的な数字で見て、「20年前とはまったく違う旅になるんだ」と改めて実感しました。
それでも「まずは、この航空券代を目標にしよう。」とも思えたことも事実です。
それまで漠然としていた「旅費」が、初めて具体的な数字として見えた瞬間でした。
航空券の探し方や、直行便と乗り継ぎ便の違いについては、こちらの記事で詳しくまとめました。
航空券の価格は、スカイキャスナー・HISで検索しながら調べました。
宿泊費、保険、現地での生活費も必要

航空券を調べ終えたあと、今度はホテル代や現地で必要になるお金についても調べてみました。
必要なお金が一つずつ増えていくことで、想像していた以上の金額になることが分かりました。
夢見ていたイギリス旅行には、これまで見えていなかった費用がたくさんあることを実感しました。
ホテル代
一泊あたりの金額を見ているだけなら大丈夫そうでも、宿泊日数をかけ合わせると「ホテルだけでも高い・・・」というのが正直な感想でした。
27歳のときのように「その場でB&Bを探す」のも一つですが、47歳の今の私には、安心して体を休められる場所を確保しておくことが、旅を続けるために必要な気がしています。
今回、私が同じ条件で検索した範囲では、ホテル単体ではアゴダの料金が比較的安かったです。ホテルと航空券のセットでは、ロンドンに現地支店があり、サポートが手厚いHISの料金も参考にしました。
海外旅行保険
保険については、20年前はほとんど意識していませんでした。当時は、航空券を予約した旅行会社で勧められるまま加入した記憶があります。どんな補償が付いているのかも、よく分からないまま旅立っていました。
でも今回は違います。
改めて調べてみると、補償内容も保険料もさまざまで、「どれを選べばいいのか分からない」というところからのスタートでした。
20年前は何も考えずに済ませていたことも、47歳になった今は、一つひとつ確認しながら準備する必要があるのだと感じました。
海外旅行保険についてはこちらの記事にまとめています。
→ 【海外旅行保険は必要?】イギリス旅行に向けて補償内容を調べてみた
現地での交通費・食事代・両替手数料
現地での交通費や食事代、両替の手数料についても調べました。
細かく調べ始めると、本当に終わりがありません。
地下鉄やバス、1回の食事など、一つひとつは大きな金額ではありません。それでも、全部を積み重ねると、思っていた以上の金額になります。
数字を出したことで、初めて目標が見えた
これまでの私は、「高い」というぼんやりとした感覚だけを抱えていました。
でも実際に調べてみると、おおよその旅費の目安が見えてきました。
何にいくらかかるのか分からないまま「無理かもしれない」と思うことと、「これくらいの金額を目標にすればいいんだ」と分かった上で「無理かもしれない」と思うことは、まったく違うのだと気づきました。
ゴールが見えないまま歩くのと、ゴールまでの距離が分かった上で歩くのとでは、同じ不安でも、意味が違ってきます。
「まずは、この金額を目標にしよう。」そう考えられるようになりました。
今回、費用を調べてみて一番大きな収穫は、お金のことが分かったことではありません。
「夢」を、「目標」に変えられたことです。
おわりに
まだ、正確な金額をすべて出し切れたわけではありません。旅の計画が具体的になれば、必要な費用も少しずつ変わっていくと思います。
それでも、数字と向き合ったことで、「旅費をつくる」という決意が、少しだけ現実のものになりました。
これまでは「イギリスへ行きたい」と思うだけでしたが、今は「そのためには何をすればいいのか」を考えられるようになっています。
これで、20年ぶりのイギリスへ向かう準備が、また一つ進みました。
次は、この旅費をどうやって準備していくのか。自分に合った方法を探しながら、一つずつ試していこうと思います。
