27歳のときに作ったパスポートが、今も手元に残っています。
ただ、ひとつ気になることがあります。そのパスポートには、「旧姓」が記載されたままです。
「この古いパスポートは、今でも使えるのかな?」
「新しくパスポートを作るときは、古いパスポートを持っていったほうがいいのかな?」
「そもそも、20年前にパスポートを持っていた場合は、新規申請になるの?」
そんな疑問が出てきました。
イギリスへ行くなら、パスポート申請は避けて通れません。
そこで今回は、20年前のパスポートが今どういう扱いになるのか、旧姓のまま残っているパスポートはどうすればいいのかを調べてみました。
※パスポートの制度や申請方法などは変更される場合があります。実際に申請するときは、公式サイトで最新情報をご確認ください。
イギリス旅行に向けて、クレジットカードや海外旅行保険など準備について調べています。
20年前のパスポートは使える?

20年前のイギリス旅行で作ったパスポート、
「もしかして更新手続きをすれば、そのまま使えるのかな?」と思ったのですが・・・
結論から言うと、20年前に作ったパスポートは有効期限が切れているため使えません。
手元に古いパスポートがあるなら、実際に「有効期間満了日」を確認する必要があります。私が20年前に発行したパスポートも、有効期限は10年でした。
調べてみてわかったのは、パスポートは「昔作ったことがあるから切替(更新)できる」というものではないということです。
パスポートがまだ有効なのか、それとも期限が切れているのかで申請方法が変わります。
また、2025年3月24日から「2025年旅券」の発給が始まっています。偽造・変造対策が強化された新しいパスポートで、顔写真ページにはプラスチック基材が使われています。
20年前に持っていたパスポートと比べると、見た目だけでなく、仕組みも変わっています。
20年前のパスポートは旧姓のまま
20年前のパスポートには結婚する前の旧姓が記載されています。
今は姓が変わっているので、
「このパスポートって、もう使えないのかな?」
「新しくパスポートを申請するとき、昔のパスポートはどうすればいいんだろう?」
と気になりました。
結婚して姓が変わっているけれど大丈夫?
結婚などによって戸籍上の姓が変わった場合、現在使うパスポートは、基本的に現在の戸籍上の氏名で作成することになります。
外務省によると、パスポートの氏名は戸籍に記載されている氏名でなければならず、結婚などで姓が変わった場合は、改姓後の氏名でパスポートを作成する必要があります。
まず確認したいのは、旧姓かどうかよりもそのパスポートの有効期限です。
有効期限切れのパスポートは新しい申請に役立つ?
気になったのが、「20年前のパスポートを捨てずに持っておいたほうがいいのか?」ということでした。
調べてみると、新しいパスポートを申請するときには、過去にパスポートの発給を受けたことがあるかを確認する項目があります。
申請書では、過去の旅券について、最後に発給を受けたパスポートの番号や発行年月日、そこに記載されていた姓を入力することになっています。
私の20年前のパスポートも、単なる「昔の思い出」ではなく、次にパスポートを申請するときの過去の旅券情報を確認するための資料になりそうです。
もし、パスポートが見当たらない場合は、情報を無理に入力せず、以前の旅券が期限切れであることとその旅券が見つからないことを伝える必要があります。しかし、紛失の届出をする必要はないとのことです。
パスポートの「更新」と「新規申請」
パスポートが有効なのか、すでに期限が切れているのかによって申請の方法が変わります。
現在持っているパスポートの残存有効期間が1年未満になった場合などは、「切替申請」という方法があります。
現在も有効なパスポートを持っていて、その有効期限が近づいている場合です。
パスポートの有効期間がすでに切れている場合は、「新規申請」になります。
古いパスポートは返納するの?
「手元にある20年前の古いパスポートって返納しなきゃいけないの?」
そう疑問に思ったので、古いパスポートの扱いについて調べてみました。
有効期限が切れているパスポートの場合
すでに有効期限が切れているパスポートでも、手元にあるなら、過去の旅券情報を確認するために持参しておくと安心です。実際の扱いについては、申請窓口の案内に従います。
失効したパスポートを手元に残したい場合は、申請時に持参して、どのように扱われるのか窓口で確認しようと思います。
有効なパスポートを切り替える場合
現在も有効なパスポートを持っている場合は、申請時にパスポートを窓口へ預けます。穴あけ処理をしたあと、新しいパスポートと一緒に手元へ返却してくれます。
古いパスポートの有効期限は、新しいパスポートが発行されると有効期間も含めて失効します。残っていた期間が新しいパスポートに引き継がれるわけではありません。
今のパスポート申請はどうなっている?

20年前は、パスポートを作るために申請時と受取時の2回、直接窓口へ足を運んで手続きをしました。
「今のパスポートも、昔と同じように窓口へ行って申請するのかな?」と思い調べてみると、以前と同じように窓口申請もできますが、新たにオンライン申請ができるようになっていました。
パスポートの申請はオンラインでできる
現在、すべての都道府県でパスポートの新規申請と切替申請がオンラインでできるようになりました。
オンライン申請の場合でも、パスポートの受け取りは窓口に行く必要がありますが、申請そのものをオンラインで進められるようになったのは、20年前と比べると大きな変化だと感じました。
外務省によると、オンライン申請なら窓口を訪問するのは受け取り時の1回のみとされています。
「パスポートを作る=何度も窓口へ行かなければいけない」というイメージを持っていたのですが、窓口に行くのは受け取り時の1回だけなので、20年前と比べると時間や手間が減りそうです。
パスポート新規申請に必要なもの
オンライン申請という選択肢があると分かったので、次は「何を用意すればいいのか」を調べました。申請の方法によって、必要なものが変わります。
| オンライン申請 | 窓口で申請 |
|---|---|
| マイナンバーカード マイナポータルアプリ対応のスマートフォン マイナポータルアプリ クレジットカード情報(現金納付の選択可) →外務省公式サイト | 一般旅券発給申請書 ※ダウンロード可 戸籍謄本(全部事項証明書) 写真(縦45mm×横35mm) 本人確認書類(運転免許証など) 有効期限切れのパスポート(あれば) →外務省公式サイト |
オンライン申請の場合
マイナンバーカードを使って申請します。
マイナンバーカードがあれば、原則として戸籍謄本の提出は不要です。手続きには、マイナポータルアプリに対応したスマートフォンが必要で、アプリを使って顔写真や自署(サイン)の撮影・登録を行います。
窓口(紙)申請の場合
戸籍謄本などの必要書類を用意して、窓口で申請する方法です。マイナンバーカードを持っていない、従来の紙の手続きで申請したい場合はこちらの方法になります。
パスポート申請にかかる費用
パスポートの発行には手数料がかかります。この費用は申請時ではなく、パスポートを受け取るときに支払う仕組みになっています。
申請方法(オンライン申請か、窓口での紙申請か)によって、手数料が決まります。
※オンライン申請でクレジット情報を登録した場合も、窓口でパスポートを受け取るときにクレジットカード決済が行われ、支払い完了となります。
| 申請方法 | 手数料(合計) | 支払い方法の特徴 |
| オンライン申請 | 8,900円 | クレジットカード決済 収入印紙・都道府県証紙等で支払い |
| 窓口(紙)申請 | 9,300円 | 収入印紙・都道府県証紙等で支払い |
パスポートはいつ申請すればいい?
外務省によると、通常は国内で申請から交付まで2週間程度ですが、2026年7月1日以降は申請が集中しているため、3週間から1か月程度かかる可能性があると案内されています。
海外旅行を予定している場合は、余裕を持って申請したほうがよさそうです。
パスポート申請について分かったこと
今回、20年前のパスポートについて調べてみて分かったことがありました。
私の場合は、20年前に作ったパスポートの有効期限がすでに切れているため、新しいパスポートを作るときは新規申請になるということ。
そして、旧姓のまま残っているこの古いパスポートも、過去の旅券情報を確認するために役立ちそうです。
20年前には窓口で申請するのが当たり前だったパスポートの手続きも、今ではオンラインで申請できるようになっています。
「20年」という時間の長さを、こんなところで実感するとは思いませんでした。
パスポートそのものも、2025年から新しい「2025年旅券」になり、偽造・変造対策が強化されています。
新しいパスポートを実際に手にする瞬間を想像すると、なんだか今からとてもワクワクしてきます。
イギリス旅行の準備について調べていると、パスポートだけでなく、クレジットカードや海外旅行保険など、確認しておきたいことがいくつもあります。
海外旅行保険について調べた内容は、【海外旅行保険は必要?】イギリス旅行に向けて補償内容を調べてみたにまとめています。
